
卵料理が苦手なこぶさんです。
そんな私でも、唯一失敗しなくなったのが「茹で卵(蒸し卵)」です。
「茹で卵なんて誰でも簡単にできるでしょ?」と思われがちですが、いざ殻を剥こうとすると白身がくっついてボロボロになったり、薄皮と一緒に実がえぐれてしまったり……。意外と綺麗に剥けなくてストレスを感じていました。
特に半熟卵を作ろうものなら、見るも無残な姿に。「卵の原型ってこんな形だったっけ?」とガッカリしてしまうことも珍しくありません。
しかし、「蒸篭(せいろ)」を手に入れたことで、我が家の卵はいつでも「するん」と綺麗に剥けるようになりました。今回は、なぜ蒸篭を使うと殻剥きストレスから解放されるのか、その理由と方法をご紹介します。
蒸篭を使う3つのメリット
お湯で茹でるのではなく、蒸篭で「蒸す」ことには、科学的にも納得のメリットが3つあります。
「高温の蒸気」が殻を瞬時に通り抜ける
お湯の分子に比べて、気体である蒸気の分子は非常に小さく、運動エネルギーが圧倒的に高いという特徴があります。
蒸篭の中の容赦ない高温の蒸気は、卵の殻にある無数の微細な穴(気孔)をいとも簡単に通り抜けます。そして、白身の表面にある「卵殻膜(薄皮)」に直接、熱と水分を届けます。これにより薄皮が水分を含んで柔らかくなり、白身とガッチリ癒着するのを防いでくれるのです。
急激な加熱で「白身が急収縮」する
蒸篭の中はお湯に比べて熱伝導が非常に効率的で、一気に高温になります。
卵を蒸篭に入れると、外側の白身が急激に加熱されて一瞬で凝固します。この急激な熱変化によって白身がキュッと内側に引き締まる(収縮する)ため、殻と白身の間に自然とわずかな隙間が生まれやすくなります。
卵の中の「ガス」が綺麗に抜ける
買ってきたばかりの新鮮な卵ほど、内部に炭酸ガスが溜まっていて殻が剥きにくくなりますよね。
しかし蒸篭の場合、強力な蒸気で外側から一気に加熱していくため、ガスが白身を殻に押し付ける前に、殻の穴からスムーズに外へ押し出されます。そのため、「新鮮な卵は数日置いてから茹でる」というお決まりのルールすら、蒸篭には必要ありません。
さらに嬉しいのが、「調理中に卵が割れない」ということ。お湯で茹でると、グラグラ沸騰したお湯の中で卵同士がぶつかって殻が割れ、中身が飛び出してしまうことがありますよね。蒸篭なら卵が動かないので、ヒビ割れから白身が漏れ出すあの悲しい失敗とも無縁になります。
驚くほど簡単な「蒸し卵」の作り方

工程はたったの3つ。特別なテクニックは一切不要です。
- ステップ1: 冷蔵庫から出したての卵のお尻(尖っていない方)に小さな穴を開け、蒸篭にセットする。
- ステップ2: 湯気が上がった蒸篭で12〜15分ほど蒸す。
- ステップ3: 蒸し上がったら、冷水で一気に冷やす。
よく「卵は常温に戻してから調理する」と言われますが、蒸篭なら冷蔵庫から出したての冷たい卵のままでOK! 冷たい卵を一気に高温の蒸気で包み込むことで、白身がキュッと急収縮し、より殻が剥きやすくなるからです。わざわざ常温に戻す時間を待たなくていいのは嬉しいですよね。
蒸す時間はお湯で茹でる場合とほとんど変わりませんし、わざわざ氷水を用意しなくても、普通の水道水で冷やすだけで驚くほど綺麗に剥くことができます。
また、蒸篭は油で汚れるわけではないので、調理後は布巾でサッと拭いて乾かすだけ。後片付けが圧倒的に楽なのも、毎日続けたくなるポイントです。
おすすめの蒸篭サイズ
- 15cmサイズ: 卵だけを蒸すなら、4個がぴったり収まるこのサイズがベスト。
- 18cmサイズ: 他の食材(お野菜など)と一気に蒸したいならこちら。1人分のおかずを調理するのに丁度いい万能サイズです。
これまで茹で卵の殻剥きにイライラしていた方は、ぜひ蒸篭を使った「蒸し卵」を試してみてください。あの「するん」と剥ける快感は、一度味わうと病みつきになりますよ!
▼ 卵4個がぴったり収まる!使い勝手抜群の15cm蒸篭はこちら
