
先日購入した「MIYINGE(ミインゲ)のカリンバ」。ポロンポロンと響くかわいらしい音色がとても気に入っているのですが、ひとつだけ気になることがありました。
それは、特定の音(低いド)だけ「ジジジッ」とビビリ音(いわゆるバズ音)が混ざることです。
「激安価格だったし、もしかしてハズレ(不良品)を買っちゃった…?」
そう不安になったのですが、色々と試してみた結果、原因は本体ではなく「私の弾き方」にありました。
今回は、カリンバのビビリ音に悩む初心者の方へ向けて、私が実際に確認したポイントと簡単な対処法をご紹介します!
今回使用したカリンバ
【MIYINGE】カリンバ 17キー ソリッド 松の木ニス仕上げ
【確認】カリンバのビビリ音は本体の故障?弾き方のせい?
自分でキー(鍵盤)の調整を始める前に、まずは「右手でも左手でも同じようにビビるか」を確認してみました。
実際に弾き比べてみると、音がビビるのは右手で弾いたときだけだったのです。
何回か観察して気づいた原因は次の2つでした。
- 指の端っこ(側面)がキーに当たっている
- 爪の角度が不均一に当たっている
本体の個体差や不良ではなく、指や爪の当たり方が原因で雑音が出ていたのです。
なぜキーの端っこで弾くと「低い音」がビビりやすいのか?
調べてみると、カリンバは「キーが長い低音ほどビビりやすい」という特徴があることが分かりました。
親指の中央で弾けていない場合、主に以下の2つの理由でビビリ音が発生します。
1. キーが斜めに弾かれて「横ブレ」するから
親指の真ん中でまっすぐ押し下げると、キーは上下にきれいに揺れます。
しかし、指の端で斜めにひっかけるとキーが「横揺れ」を起こします。揺れた金属が土台(ブリッジ)の溝や隣のキーに擦れることで、「ジジジッ」という雑音になってしまうのです。
2. 爪の側面で引っかかり無駄な振動がでるから
親指の中央は面が平らでキーにフィットしやすいですが、端っこ(側面の曲面)は角度がついています。キーを「弾く」というより「引っ掻く」ような刺激になり、無駄な振動(バズ音)が生まれてしまいます。
弾き方によるビビリ音を抑える4つの対処法
私が試して実際に効果があった対処法は以下の4つです。
1.手の角度を変える
親指の腹・爪の中央がしっかりキーに触れる角度を意識する。
2.「なぞり弾き」をする
引っ張って弾くのではなく、キーを撫でるように滑らかに弾く。
3.余計な力を抜く
親指に力を入れすぎず、リラックスして弾く。
4.爪の端をヤスリで滑らかにする
爪の側面の角をヤスリで整え、引っかかりをなくす。
それでも治らない場合は「キーの微調整」を試してみよう!
弾き方を意識しても「どうしてもジジジッと音が鳴ってしまう…」という場合、キー(鍵盤)とブリッジ(土台)の間にほんのわずかな「隙間(ガタ)」ができている可能性があります。
そんなときに効果的な超簡単な裏技を2つご紹介します!
キー(鍵盤)を左右に少しだけ動かしてみる
ビビるキーの先端を、ほんのミリ単位で左右にゆらゆらと動かしてみてください。
キーとブリッジの噛み合わせの位置が変わり、隙間が埋まってビビリがピタッと収まることがあります。
キーとブリッジの間に「紙(付箋など)」を挿入する
キーとブリッジの隙間に折った付箋や紙を差し込み、上下にシュッシュッとスライド(しごくように動かす)させてみてください。
接地面に溜まった目に見えない細かなホコリや金属粉が取り除かれ、キーとブリッジがぴったり密着するようになってビビリ音が解消されます!(※紙は挟んだままにするのではなく、掃除のように通すだけでOKです)。
まとめ:まずは弾き方と「キーの微小調整」をチェック!
所有している他のカリンバではビビリがなかったので最初は驚きましたが、自分の弾き方のクセを見直したり、ビビるキーを左右に少し動かしてみたところ、見事にビビリ音が解消しました!
難しいパーツ交換や本格的な修理をせずに済み、本当にホッとしました。(「自分の弾き方やメンテナンスで改善できるんだ!」と分かって、ちょっと愛着も湧きました笑)
カリンバ初心者で「不良品かな?」「ハズレかな?」と悩んでいる方は、諦めてしまう前にぜひ一度ご自身の弾き方やキーの位置調整を試してみてくださいね!
これから始める・ビビリにくいカリンバを探している方へ
「弾き方を意識してもどうしても音が気になってしまう…」という方や、最初から作りのしっかりした1台が欲しい方には、HOSTARO(ホスタロ)のソリッド(1枚板)カリンバもおすすめです!
箱型と違って余計な雑音が響きにくく、クリアで温かみのある音が素直に鳴ってくれます。専用ケースやチューニングハンマー、日本語説明書もフルセットでついているので、初心者でも安心して始められますよ。

